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2014年8月16日土曜日

欠点はこだわりすぎると走らせたくなくなるという点






以前に仕事上でのブログに掲載した「あずきミルク」です。タミヤのミニ四駆担当者はどうしてか未来系やカコイイ系ばかりのデザインでクラシックな感じなのはほとんどありません。そこで、どうにかクラシックを作れないものかと考えた結果がコレです。
もはや私がボディを選ぶ時はネーミングとかデザイン時のコンセプトは度外視して「部分」でしか見ていませんからね、これはサバンナレオベースなのですが、このセンター部分だけを使えばフォーミュラーマシンにできるんじゃないかと購入し、とりあえずぶった切りました。
それでもイマイチだったのはボンネット部分がどうやら動物の顔を模しているようで、かなりイライラするのです。私は「車の正面が顔のように見える」というのは許せますが「顔に見えるように作った車」は許せません、特に最近の軽自動車に多いのですがありゃ最低ですよ。無機な物は無機ゆえに魅力的なのであって、そこに有機を組み込むのはよほどの奇才でない限りは不可能ですよ。
 ってなわけで「顔」は容赦なくパテ埋め。それでもまだ違和感を感じるのはボディラインの至る所にエッジが効いていてしつこいぐらい未来感を強調していたので、タミヤのペーパーで全てのエッジを削って丸くした結果…見事なクラシックマシンに変貌したわけです。

最後にルーフを切り取ったコックピットに「首」を搭載して完成。マシンにとって「有機」とは男のエクスカリバーと同じでございます。